株価暴落時に売らなかった理由|2024年の急落で私が経験したこと

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株価が下がりショックを受けるメガネの男性

「株価が急に下がった。このまま持ち続けて大丈夫だろうか」

保有株の評価額が減っていくと、売った方がよいのか迷うこともあると思います。私も、2024年の株価急落時には不安を感じました。

そのとき私が選んだのは、保有株を売らずに持ち続けることでした。その後、私の保有株の評価額は回復しましたが、当時はいつ戻るか分かっていたわけではありません。

この記事では、私が売却しなかった理由と、投資先を選ぶときに見ていた点、その後の運用経過を振り返ります。

あくまで一人の個人投資家の体験談ですが、株価が下がったときに、自分は何を根拠に判断するのかを考える材料になればと思います。

2024年8月の株価急落で、私も不安を感じた

2024年8月5日、日経平均株価は前営業日比4,451円28銭安の31,458円42銭で取引を終えました。1日の下落幅として、過去最大を記録した日です。

私の保有株も値下がりし、評価額が大きく減りました。長期保有を考えていても、実際に資産が減っていく局面では、不安になるものだと感じました。

それでも、このとき私は保有株を売却しませんでした。短期的な値動きに合わせて売買する技術が、自分にあるとは思っていなかったからです。

その後、私の保有株の評価額は回復しました。ただし、これは結果を振り返って分かったことです。当時、下落がどこで止まり、いつ回復するかを予測できていたわけではありません。

次に、私が保有を続けた理由と、その判断の前提になっていた投資先の選び方を紹介します。

日経平均株価の変動を表したグラフ
Screenshot

株価が下がっても、私が売却しなかった理由

私が保有を続けたのは、短期間の値動きで利益を得るよりも、長期的な企業の成長や配当を期待して投資していたからです。

もともと投資先を選ぶときには、長期的な株価の推移や財務状況、株主還元の方針を見ていました。急落したときも、そのように選んだ株を持ち続けることにしました。

当時の行動をひと言で表すなら「何もしなかった」ですが、下がった株は何でも持ち続ければよい、と考えているわけではありません。

今回、私の保有株はその後回復しました。ただ、その結果だけで「売らない判断がいつでも正しい」とは言えません。今後も同じように回復するかは、そのときには分からないからです。

この経験を振り返ると、私にとって保有を続ける支えになったのは、買う前に自分なりの選定基準を持っていたことでした。

次に、当時の私が投資先を選ぶ際に見ていたポイントを紹介します。

私が投資先を選ぶときに見ていた3つのポイント

当時、私が投資先を選ぶ際に重視していたのは、長期的な株価の推移、財務状況、株主還元の方針です。

短期間の値上がりだけを狙うのではなく、長く保有したいと思える企業を、自分なりの基準で探していました。

① 長期的な株価の推移を見る

私は証券アプリでチャートを月足に切り替え、長期的に株価が右肩上がりになっているかを見ていました。

直近の数日間だけではなく、長い期間でどのように推移してきたかを確認するためです。長期保有による値上がり益を期待できるか、判断する材料の一つにしていました。

ただし、過去に上がっていたことと、これからも上がることは別です。右肩上がりのチャートだけで、将来の成長や買うタイミングまで判断できるわけではありません。

② 自己資本比率を財務状況の目安にする

企業の財務状況を見る際、私が参考にしていた指標の一つが「自己資本比率」です。

自己資本比率は、総資産のうち、返済義務のない自己資本がどれくらいを占めるかを示します。一般に、財務の安全性を見るために使われる指標です。

私は、長く保有する企業を選ぶうえで、財務面にも目を向けたいと考えていました。

ただし、自己資本比率は手元の現金の割合を示すものではありません。また、この数字が高いことだけで、倒産しない、株価が下がらないと判断することもできません。企業を見るための一つの材料として捉えています。

③ 配当などの株主還元方針を見る

私は値上がり益に加えて、保有中に受け取る配当も重視していました。累進配当など、株主還元を重視する方針を投資先選びの材料にしていました。

株価だけでなく、企業が利益を株主にどう還元しようとしているかも、長く保有するうえで気になる点でした。

ただし、配当は業績などによって変わることがあります。配当への期待と、実際に将来受け取れる金額は分けて考える必要があります。

私の評価損益は、一時−70万円から2024年9月には+100万円へ

2024年の急落時、私の保有株の評価損益は一時−70万円になりました。その後も保有を続け、2024年9月には+100万円まで回復しました。

ここでいう評価損益は、保有株の取得価格と、その時点の時価との差額です。売却して100万円の利益を確定させた、という意味ではありません。

当時は、含み益が下落前と同じくらいの水準に戻ったことで、ほっとしたのを覚えています。振り返れば、私の場合は急落時に売却しなかったことが、回復を待つ結果につながりました。

ただ、回復まで保有を続ける間には、不安もありました。結果だけを見ると簡単そうでも、評価損が出ている最中に持ち続けることには、気持ちの負担があります。

今回の経過は、2024年の私の保有株で起きたことです。この経験だけを根拠に、どの銘柄でも同じように回復すると考えないようにしたいと思っています。

評価損益の結果写真

まとめ|暴落時の判断を支えたのは、買う前の自分なりの基準

2024年8月の株価急落時、私は保有株を売らずに持ち続けました。長期的な株価の推移や財務状況、株主還元の方針を見て選んだ企業に、引き続き投資したいと考えたからです。

その後、私の評価損益は回復しました。ただ、これは当時の保有株で得られた結果であり、「暴落したら何もしなければよい」という答えではありません。

この経験を通じて、買う前に「なぜこの企業に投資するのか」を自分の言葉で説明できることが、保有中の判断を支えると感じました。

株価が下がって迷ったときは、購入した理由を一度書き出してみてください。その理由が今も成り立っているのか、期待だけになっていないかを考える出発点になります。

私の体験が、ご自身の投資への向き合い方を整理するきっかけになれば幸いです。

ゆう
ゆう

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