損しない退職のタイミングは転職を考える上で重要なこと
以前後輩君たちから転職時期について聞かれたことがありました。
転職はいつ頃がいいのでしょうか?
今の職場で我慢して、きりのいい年度末まで待った方がいいのでしょうか?
転職というイベントは人生において大きいイベントです。
転職時期によっては、考えずに転職してしてしまうと損する可能性があります。
そのため、十分に時間を設けて転職時期を検討する必要があります。
今の状況から転職時期を検討してみましょう。
状況別に転職時期を解説
1.現職場での勤続が難しくなってきた人(平社員向け)
業務が激務であったり、人間関係などによるストレスなどが原因で、働くことが困難と感じている状況では
すぐに転職を考えることをおすすめします。
理由としては、無理に働き続けることのデメリットが大きいからです。
でも、退職すると職場に迷惑がかかってしまうのでは?
と考えてしまうまえに、よく考えてみましょう。
そもそも退職することで「職場に迷惑が掛かる」など職場に心配をする必要はありません。
なぜなら
企業からすれば「社員の替わりはいくらでもいる」からです。
働いているなかで、勤務時間の超過、サービス残業、人間関係が悪いなど職場環境の劣悪さがあると感じる場合、
その会社の特徴(何かしらの問題点)であるはずです。
本来会社側は、その問題点を改善しなければなりません。
長い間、環境が変化しない(変化を望まない)会社では、会社の成長はおろか
固定した人間関係や風習がはびこっている可能性があり、
変化ができない会社かもしれません。
ですから、自分から動かない限り環境は変えれないということです。
『空いてしまった穴は何かで塞ぐよう応急処置をするものです。』
もし、あなたが辞めてしまったとしても
「違うだれか」をあなたが辞めた後の替わりとして起用するはずです。
ですので、転職する際は今の職場への心配や配慮は無意味なのです。
いつまで待っても環境が改善しないまま、ストレスを抱えて働き
心身ともに削られながら働くよりも
早めに退職することが、自分が損しないために望ましいのです。
会社側は「あなたの替わりはいくらでもいる」というスタンスであることを覚えておきましょう。
あなたの替わりはいくらでもいるのです。
会社より自分を大事にしてください
2.退職を考えたとき、中途半端な月であれば賞与を受けとった後に退職する
せっかく働いてきたのに、退職のタイミングが賞与の入る月より前になることで賞与が受け取れないのではと思う場合があります。
「もう1か月だけ働くだけで賞与がもらえたのに」とならないようにしましょう。
総務に確認をすることが大事ですが、確認しに行きたくないと思うのであれば
賞与を受け取ってから退職という選択肢を選びましょう。
一般的には賞与の入る月は夏季では6月か7月、冬季は12月や1月が多いです。
そのため、賞与を受け取ったのち退職を考えるのであれば、
8月や2月頃がいいタイミングと言えます。
損しないために、転職するタイミングを検討しましょう。
ボーナスを頂いて退職することに負い目を感じなくてよいです。
むしろボーナスはその月まで働いてきた対価として受け取るものです。
だからもらって当然なのです。
3.現職の引継ぎなどが必要な場合は、2~3月を検討する
現状、担っている業務を引き継がなければならないなど役職についているような場合は、
十分な引継ぎの時間を設ける必要があります。
また、人事異動や次の役職者の決定など組織全体に関わる動きのため、
次年度に向けた調整後の退職となってしまうため、
退職月は年度末の2月や3月となってしまうでしょう。
前述した1.の状況は平社員向けの内容に対して
すぐに辞めることができない(ある程度の責任がある)人向けかもしれません。
会社の立場で退職しやすい時期は異なります。
計画的に退職の準備を進めましょう
退職の準備、転職活動を進めよう
転職活動をしながら、退職の準備をすると時間がかかるものです。
自分の経験では、半年かけて
転職活動と退職準備を進めました
退職してから条件のよい職場を見つけようとすると休職期間が出てしまい、
実務経験(キャリア)が転職していない人と比べて短くなる可能性があります。
もろもろの手当などありますが、手に職が就いた方が安心ですよね。
そのため、転職するにあたっては
以下の順番で転職活動を並行して行うことが望ましいです。
転職活動はノーリスクです。
自分の市場価値を知りましょう。
まとめ
自分の状況によって退職する月を決定していきましょう。
本記事は、一例として紹介していますが
退職をするタイミングに悩んでいる人の参考になれば嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました
コメント