リハビリ職は妊娠トラブルが高い⁉️
2013年の理学療法士協会の調査では、
「経産婦の5人に1人が切迫流産を経験している」というデータがあります。
理学療法士などのリハビリ職に限らず、看護師や介護職なども
同等の切迫流産のリスクがあり、妊娠中は母子ともに
安全・安定的に仕事をしなければなりません。
事実、医療現場では入院患者の生活をサポートするため、
食事や着替え、入浴、車椅子へ乗り移る際に介助をするといった
肉体労働が課せられてしまう現状があります。
肉体労働や重労働は流産を引き起こすリスクになりますので、
医療現場においては、妊婦への理解や対応が必要となります。
医療現場に限らず一般的な肉体労働を課せられる現場では、
流産のリスクは必ずあります。
妊娠トラブルを経験して主夫に
体験談(妻の場合)ですが、
私の妻は妊娠初期より、周りと同じような労働条件で働いていました。
しかし、切迫流産の診断となりそれから産休予定日より半年以上前から業務量の調整を
余儀なくされました。
私も、流産への不安から可能な限りの家事を行い、極力妻には
安静に保ってもらうような対応をしました。
仕事終わってからも慣れない家事をこなすことが大変でしたし
普段の妻への感謝が芽生え家事への参加をより決意した経験でした。
リハビリ職の妊娠トラブル時の対応手順
妊娠トラブルが起きてしまった時の対応を以下にまとめます。
特に職場からの理解は重要であり以下の項目について調整できるか検討してもらいましょう。
職場の理解は重要です。マタニティーハラスメントなどが
起こらないような職場環境で働きたいものです。
遠慮せず上司に相談しましょう。
【妻の場合】業務量は調整できない場合もある
妻の場合、しばらく安静後に医者から許可がおり再度働きました。
しかし、診断書(意見書)を提出し、上司に相談しても
実際の現場では配慮が足りず、仕事量の調整ができないという状況が続きました。
結果として、妻は再度安静の指示が出てしまいそのまま出産まで産前休暇となってしまいました。
職場にもよりますが、上司の理解があっても現場での理解や仕事量の配慮ができないといった
職場の状況で業務量の調整が難しい場合もあります。
妊婦さんの体を第一に考え、夫婦で状況の把握をすることが重要となってきます。
場合によっては転職を考えることも重要
対策を講じても、職場での環境調整が難しい場合は職場のキャパオーバーの可能性もあります。
妊娠時期だけでなく、今後の対応等についても考えてしまう職場であると
感じてしまった場合は、転職を考えることも選択肢として上がってきます。
いわゆる「ブラック」環境であれば、迷わず転職をお勧めします。
ライフステージの変化に伴い今後の仕事を考えることは重要ですし、
子育てとの両立ができそうな職場を探してみましょう。
まずは職場の理解から。ダメなら転職を考える。
まずは、上司に相談し職場環境の調整ができるか検討してもらいましょう。
実際検討してもらえても、実働では負担が変わらないという妻のようなケースも聞かれます。
職場環境に配慮できない職場では、子育て世代としては不利な環境となりうるため
現在の職場の待遇や給与などを踏まえ、転職も選択肢の一つとなります。
妊婦さんの理解が得やすい職場を探し、気持ちよく仕事ができるような職場を
探してみましょう。
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