外貨建て保険に加入はしたけど、月々の支払いがきついと思ったことがありませんか?払い込めばその後は保険料を払わなくていいとは聞いたけど、それまで払い続けいるのはかなりキツイと思ったことはありませんか?私は、外貨建て保険に加入はしましたが、いろいろ情報を集め考えた結果、途中で解約する決断をしました。
なぜなら外貨建て保険は、資産運用の観点からはとても非合理で、保険としても不十分な保険内容であるからです。
私は、外貨建て保険を解約し掛け捨て型の保険に入ったことで、月々の支払いが少なくなり家計の負担が少なくなりました。また、外貨建て保険加入時よりも資産運用できる余裕資金が生まれました。
この記事では外貨建て保険の契約の経緯や具体的な月々の負担額を公開しています。
この記事を読む事で、外貨建て保険に加入している人、解約を検討している人が解約する情報となることや他の保険に加入する判断材料になります。
結論は外貨建て保険の加入は非効率的で資産形成の観点からは不向きであると言うことです。具体的な内容はこの後に書いていますので、しっかりチェックしてください。
外貨保険を契約した経緯
私の場合、マイホーム購入に付随して
ホームメーカーからファイナンシャルプランナー(FP)を紹介され
生命保険や医療保険、火災保険の加入に相談してもらいました。
外貨積み立てをしながら、15年で払込すれば、
万が一の補償もあり、健康でいけば
15年後からは運用して利益も狙えますよ。
と、当時は投資などの金融知識が薄かったため、
ホイホイと紹介された保険に加入しました。
貯蓄しながら運用もできるならいいのでは?
紹介された時は、いい商品として認識していましたが、
金融系のYouTubeやSNS情報を集めていくと
外貨建て保険のデメリットを認識し始めました。
それは
毎月の出費が厳しい (~_~;)
私の場合、生命保険や確定拠出年金を、外貨建て(米ドル)で運用していくために、
私は、毎月2万円〜3万円を支払っていました。
その結果
毎月口座が悲鳴を上げている日々でした。
今回は、縁あって他社のFPの方と
保険の見直しを依頼した結果、同じ様な保険内容で月々の出費を抑えることが出来きたことで月々の出費を抑え
普段のカツカツの生活から脱却できました。
今回は、自分が実際に外貨建て保険に入った実体験をもとに
外貨建て保険に加入している人や加入しようとしている人に向けて
外貨保険の見直しを再検討して自分に合った保険内容か
確認してみてほしいと思って書いています。
少しでも参考になればと思います。
外貨建て保険をやめた理由3選
1.月々の出費を抑えたかった
私の場合、月々の保険料として最低でも2万円以上掛かっていました。
安月給で生活をやりくりし、月々のローンの支払いをしながら
生活資金を捻出することが苦しくなってきたのが本音です。
もしかしてこんなにも高い保険料を払っているのって
自分たちだけ?他の人にも保険料幾らか聞きたいけど、
聞き辛い・・・
と保険料を気になり平均的な保険料を調べた結果、
年代別での保険料を表した表がありましたので、引用します。
1世帯あたりの生命保険料です。以下に1世帯あたりの世代別の月々の保険料を記載します。
全体 | 29歳以下 | 30〜34歳 | 35〜39歳 | 40〜44歳 | 45〜49歳 | 50〜54歳 |
3.18万円 | 1.94万円 | 2.48万円 | 3.16万円 | 2.88万円 | 3.55万円 | 4.025万円 |
55〜59歳 | 60〜64歳 | 65〜69歳 | 70〜74歳 | 75〜79歳 | 80〜84歳 | 85〜89歳 |
3.775万円 | 3.65万円 | 2.81万円 | 2.49万円 | 2.94万円 | 2.45万円 | 3.04万円 |
全体で見ても平均3万円、夫婦であれば2で割っても1人1.5万円でした。
私の場合、一人当たりの月々の支払額が2万円近いため、夫婦で3万円〜4万円・・・
表をまとめて比較すると、改めて確実に払い過ぎであると気づきました。
これでは月々の支払いだけで困窮してしまう生活が、あと10年続くと考えると
子供の成長に合わせた出費などの備えを踏まえても、
元金は全て戻ってこないとしても、解約という選択肢しかありませんでした。
これが解約した一つ目の理由であり1番大きな理由です。
2.実は運用コストが高かった
私の場合、払込み後の運用シミュレーションでは、
保険料として支払った金額は45歳以降で解約返戻金が100%となる計算でした。
また、その後の運用利益想定では、運用期間を65歳までとしても100%〜110%程度であると知りました。当初はそんなものでしょうと思っていましたが、改めて考えるとあることに気づきました。
それは
運用して最高でも110%??
え?もっと増えないの?
と思ってしまったのです。
某サイトで積み立てNISAのシミュレーションはできますが、資産の増加としては、
110%となることは少ないんじゃないでしょうか。
1000万円投資しても、1100万円で20年以上かけて100万円しか増えない
投資信託で同額を月々買い付けたとしても、100万円しか増えないなんてことは
ほとんどありませんよ。つまり、
実は「外貨建て保険は運用コストが異様に高い」のです
当時は、
「保険料が返ってくる」という安心感がありましたが、
コストに注目してみると
積み立てNISAやiDeCoなどの制度を利用する方が、
運用コストを抑えて運用することができるのです。
実際のところ、外貨建て保険の多くは運用コストは提示していないことが多いです。
自分でいろいろなサイトで、積み立てNISAやiDeCoなどを利用した
シミュレーション結果と比較した際、その金額の差額は、全て保険の手数料として
取られていると考えても問題無いかと思います。
つまり、早い段階から資産形成をしたい20代〜30代に対しては、外貨建て保険はコストが高過ぎです。
無駄なコストは極力抑えていきましょう。
3.自分で運用する方が、効率的であった
2番目の理由に近いですが、
外貨建て保険よりも自分で積み立てNISAを利用する方が、運用コストを抑えられます。
また、iDeCoを運用する方が所得税、住民税が控除されるメリットもあります。
運用益は積み立てNISA、iDeCo共に非課税となり、
実際にシミュレーションをした結果でも
外貨建て保険を積み立てるよりも資金が増える想定となります。
月々の支払いを抑えることで、個別で株式投資や別枠で投資信託への投資も可能となります。
株式に投資資金を回す事ができれば
配当金も生まれ、さらに配当金も運用できるため、結果として
自分で運用した方が効率がいい事と判断しました。
これが3つ目の理由です。
外貨保険での資産形成は不向きな理由
外貨建て保険を3年ほど継続した体験で
個人的な感想も含めたデメリットを以下にデメリットのまとめます。
体験談として一番言えることは
2022年10月(1ドル=148円前後) 時点で、
保険加入時よりも、月々の支払額が加入時よりも多くなっていました。
為替の影響をモロに受けて、生活資金が枯渇しそうになる可能性もありました。
生活資金が枯渇すれば投資へ回す資金がなくなるため、
資産形成をする上では、不利と言えるでしょう。
資産形成を優先していきたいのであれば、
保険は掛け捨てにして生活支出を抑え、余力資金は積み立てNISAやiDeCoなどを優先して投資をする
ネット上でもよく言われていますが、
つくづくそう思いました
それから、FPと相談した際には、
万が一に備えたはずの保険が、手薄という指摘もありました。
これに関しては、全く問題視してなかったですが、保険の見直しをしなければわからなかった事ですし、
いくつかのFPに相談した方が、必要な保険料を把握できるので
自分が相談できるFPがいることは、資産形成をする上でも安心材料になるのではないでしょうか?
自分に合った保険を探せるサービスを紹介
保険の見直しはやはりFPとの面談をする必要が必要です
FPと無料で面談ができるサービスを紹介します。
ファイナンシャルプランナーと相談した結果
縁あったFPの方との面談では、
個別にライフプランを立てて頂きまして、月々4000円弱で生命保険の加入をしました。
これだけでも1万円以上の支出が押されられ家計の負担が軽くなる事ができました。
余談ですが、話もいろいろ聞けてきたので思い切ってド直球に質問してみました。
ぶっちゃけて聞きますが、
外貨建て保険って手数料を取りたくて紹介してきているのですか?
◯◯◯◯◯の得意商品ですね。
外貨建て保険を利用する人は、積み立てNISAやiDeCoを利用して
それでも余裕がある人に関しては利用している方が多いです。
ゆうさんはまず積み立てNISAとiDeCoを優先させた方がいいですよ。
やっぱりそうですかー
正直、私の場合外貨建て保険を勧めますか?
私が作るライフプランは厳しめでやらさせて頂いてます。
今の収入からは、お勧めできませんね。
ということで、外貨建て保険加入者は、単純に収入が高い人向けってことでした。
改めて相談したことで、自分の収入ではかなり背伸びした出費をしていた事がわかりました。
やっぱり、社会人になった時点で
金融リテラシーを高めていかなければならないですね。
この経験が、誰かに届くといいです _φ( ̄ー ̄ )
まとめ:自分のライフプランを作成してもらい納得できる保険を選ぶこと
有能なFPにライフプランを作ってもらい将来に備え、現状の支出のコントロールをする事が大事です。
外貨建て保険のメリットもありますが、一般的な生活を送っている人には不向きであり、自身の生活状況によってはデメリットとなるケースも多いです。
保険の見直しをしたい方や新規で保険契約に相談先が見つからないという方は
有能なFPに相談できるサービスを利用し相談してみることをお勧めします。
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