アメリカ株は長期的に右肩あがり
アメリカは、世界を牽引する大手企業が多く存在しています。
アメリカ株の過去の株価をみても年々右肩上がりとなっており、
アメリカ株への投資をすることで長期的に資産の拡大が図れると
多くの意見がネット上やSNS上に上がっています。
実際に株価推移を確認してみても過去10年ダウ平均株価は右肩上がりとなっています。
長期的にみれば、いつ買っても株価が上がる可能性があるということです。
2020年3月にコロナショックで株価が20000ドルまで
下落していますが、現在は株価は回復しています。
「いつ買ってもOK」は個人的にはNO。米株は買うタイミングがある
確かに長期的に保有する場合、右肩上がりであるため買い付けのタイミングはいつでもいいかもしれません。
しかし個人の意見としては、買い付けのタイミングは図った方がいいと思っています。
※あくまで個人的な意見ですので、投資は自己判断でお願いします。
では、わたくし個人の意見である米株の買い付けタイミングを解説します。
※投資は自己判断になります。あくまで個人的な意見として参考にしてください。
1.移動平均線を意識した買い付けのタイミング
株価のチャートをみると、株価の移動平均線と呼ばれる分析があります。
難しいと思われますが、過去〇〇日または▲▲週の平均株価を結んだ線を表しています。
赤のラインは13週間の平均株価を表しています。
画像では、13週なので7日×13週=91日(約3カ月の平均株価の動き)が確認できます。
買い付けのタイミングは、現在の株価が移動平均線より安いタイミングを買い付けタイミングとしています。
ダウ平均を例に挙げると、赤丸のローソク足が移動平均より安いタイミングが買い時と考えます。
個別銘柄では、ローソク足を週足や月足にしてみています。
移動平均線を意識して買い付けつことが大事です
株価が右肩上がりであることで、より多くのリターンを得られる可能性がある
投資タイミングを図って買い付けていきましょう。
2.為替の影響を最小限に抑える
言わずもがな、米国株を買い付けるにあたっては
為替の影響を受けてしまいます。
ドルを保有しているのであれば問題ないですが、
日本で生活している以上、収入は日本円となっているはずです。
日本円で米国株を買い付けるにあたっては、
日本円をドルに替えて買い付けると言うことになります。
1ドル=100円と1ドル=120円では、20円の差が生じてしまいます。
2022年5月では130円と過去を見ても著しい円安です。
仮に現在、100ドルの米国株を買い付けると
13000円が必要になります。
もし、1ドル=110円であれば
11000円で購入でき、その差は2000円になります。
買い付けるタイミングは為替状況も考慮しないといけませんね
以上より米国株を購入するにあたって、為替の影響を考えて購入をすることが、
資金を減らさない手法となります。
株価や為替の動きは予測できない
以上買い付けのタイミングについて、書かせていただきましたが
株価や為替の動きは予測できず、ましてやどこが株価の底値となるかは
決めることはできません。
過去のチャートを指標にしたり、株価の移動平均線を意識していても
評価損益はマイナスとなることもあります。
今の為替(1ドル=130円)が高すぎなのか、それ以上に円安が進行するかは
誰にも予測できない(トレーダーでも難しい)ものです。
円高もいつになったら来るものなのかもわかりませんしね。
躊躇して、購入せず円安が進行し株価が上昇してしまい
慌てて購入したら円高、株安に値動きをしてしまうこともあります。
あくまで、理屈上の話でありますが
米国株の買い付けタイミングに関しては、為替の影響を考慮することが重要であることを
理解していただければ問題ないかと思います。
まとめ
アメリカ株を購入する時に気をつけたいポイントを紹介しました。
- 株価の移動平均線を下回るタイミングで買い付けたい
- 為替の影響を最小限に円高傾向時に買い付ける
アメリカは世界中トップ企業が多くある国であり、
米国への投資は、長期的に見て資産形成の柱となります。
以上のような、ポイントを意識することで負けにくいタイミングで
米国株を買い付けることができるでしょう。
以上記事を読んで頂きありがとうございました。
投資機会の判断材料となる参考になればと思います。
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