部屋干しでは十分乾かせない
梅雨の時期は部屋干しが多くなりがちですが、部屋に干すと
- 洗濯物が乾かない
- 生乾きで明日着たいものが当日乾いていない
- 匂いが気になる
など、梅雨の時期にあるあるな問題が出てきます。
そもそも、匂いの原因は湿気による衣服に残った細菌の繁殖が原因と言われ、湿度が高いことで繁殖するためだと言われています。
そのため部屋干しでスッキリ乾かす重要なポイントは、
湿度をコントロールする必要があるということです。
洗濯物を早く乾かすには、湿度を下げる必要がある
湿度のコントロールが重要と言いましたが、正確には
除湿機を使ってより湿度を下げる事で、衣服についた水分を揮発させ易くする事でより早く乾くということです。
部屋干しで一晩で乾かすために必要な事は
- 湿度をより低くする
- 気流を作り常に乾燥した風を送る
- 室温を高くできれば、より乾かしやすい
以上の環境を整えることができれば、梅雨時でも一晩で乾かせるようになります。
洗濯物を乾かす環境を整える
①湿度を低くする部屋を準備しましょう。
除湿機で乾燥させると想像以上に乾燥します。同じ部屋で寝てしまった朝に「喉が痛い」なんてことも予想されますので、干す場所は確保しましょう。
さらに干した部屋の湿度を低く保ちたいので、部屋が密閉されるような環境で干しましょう。干す部屋に流れ込んでくる湿った空気が乾く速度を遅くしてしまうからです。
②気流を作りましょう(除湿器なら送風機能付きを選ぶ)
気流を直接当てたり、部屋の空気の循環をよくすることで、衣服と衣服の間の空気が常時入れ替わるので、乾燥した空気を送り続けることができます。
③部屋の温度は高くする。
部屋の空気を温めてあげることで、より早く乾燥します。温風機能のついた除湿機や家にある電気ヒーターなどを併用するといいでしょう。
イメージとしてはカラッと乾いている空気を生み出し部屋を閉め切るようにしましょう。
除湿機の選び方
除湿機にも3タイプあります。①コンプレッサー式、②デシカント式、③ハイブリットタイプです。
以上のタイプがあり選ぶには使用用途に合わせて購入を検討していきたいところです。
我が家の除湿機の紹介
我が家で使用している除湿器を紹介します。梅雨時だけでなくオールシーズン使えますので、夜部屋干しする方や花粉が気になる方には適していると思います。メンテナンスも簡単なので、奥さんにも扱いやすいみたいです。
※東海地方在住ですが、オールシーズン使えてます。
その他にも除湿機の種類が豊富ですので、予算や使用用途に合ったものを選びましょう。
タイプ別除湿器の紹介(コンプレッサー式)
①コンプレッサー式
LOWYA
我が家で使っている除湿器です。シンプルなデザインでおしゃれです。送風機能も自動で方向を変えてくれるので乾きムラ無く早く乾きます。個人的には風向きが自動で変わる点が気に入ってます。各種機能(タイマーなど)充実しておりレビューも高評価でお勧めしたい一品です。
IRIS OHYAMA
お手頃価格タイプです。送風角度は手動で2段階で固定式。楽天ランキングも2018年でNo.1の実績ありレビューは高評価です。送風角度が調整でき固定位ではありますが、予算的に難しい場合は手ごろに除湿機能が使えるので、選択肢としてはアリだと思います。
JSKIO
低価格で空気清浄機能付き。2021年モデルとして改良されタッチ式で操作できるデザイン家電。機能はいろいろありますが、湿度調整機能が16段階と細かく設定できるので、使用用途に合わせて調節できます。
タイプ別除湿器の紹介(デシカント式)
②デシカント式
IRIS OHYAMA
コンパクトタイプで低価格。一人暮らしの人にオススメです。デシカント式なので、気温の低い地方に住んでいる方に向いていると思います。
MONOLUCK(モノラック) air dryer
ハイパワーであり省スペースでおける。軽量のため、女性にも持ち運びが楽に設計されています。
Panasonic
「ナノイー」による花粉やカビ、ニオイ対策に期待できる除湿乾燥機。価格は少し高めですが、大手のパナソニック製で安心できます。
タイプ別除湿器の紹介(ハイブリット式)
③ハイブリット式
Panasonic
ハイブリット式パナソニックから出ています。価格が高いので、予算に余裕のある人には検討してもいいでしょう。次世代健康イオン「ナノイーX」で部屋干しの臭いを抑えてくれます。
SHARP
ハイブリット式の除湿器で、誰もが聞いたことのある「プラズマクラスター」で空気清浄も期待できます。やはり、価格は高めですね。
まとめ
除湿器と言っても、除湿タイプや搭載機能、使う環境によって向き不向きがあります。自身の使用用途にあったタイプや予算で検討してみてはいかがでしょうか。
除湿器を使ってしまうと、ほぼオールシーズン部屋干し……となるほど、便利ですので梅雨に入る前に準備していくといいと思います。
シーズンに入ると在庫切れもありますので、早めに準備しましょう。
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